【未来展望型】と【過去回想型】動物占い

動物占いは、個性心理学とも言われていますが、自分や周りの人がどの動物キャラクターかを占って性格診断するというのがポピュラーですが、これまでも何度か書いてきている通り、各キャラクターの力関係を示す、地球・太陽・月グループによるジャンケンの法則・があったり、自分中心型・相手優先型、目標指向型・状況対応型といったタイプ分けがあったりします。

ジャンケンの法則(各キャラクターの力関係)
自分中心型・相手優先型
目標指向型・状況対応型

これらは、地球・太陽・月(新月,満月)グループの分類で分けられるタイプ分けですが、その他に、「未来展望型」「過去回想型」という分類もあるんですね。

この分類は、地球・太陽・月(新月,満月)のグループでは分類されない分け方になっていて、この分類には、地球・太陽・月(新月,満月)のグループそれぞれのキャラクターがまんべんなく含まれています。

それぞれの特徴を見てみましょう。

未来展望型

狼・こじか・猿・虎・黒ひょう・ペガサス
比較的、身の軽い動物キャラが集まっていて、別名で「身軽系」とも言います。未来展望型は、過去を過去として切り分けて、身を軽くして未来を想像するタイプであり、希望的観測で物事を判断するプラス思考の傾向があります。恋愛においても、現時点で障害があるにしても、なんとかなるさッという感じでスタートできる人が多いでしょう。

過去回想型

ライオン・虎・たぬき・コアラ・ゾウ・ひつじ
こちらは身が重い動物や群れを成す動物キャラが集まった分類で、基本的に過去を抱えながら振り返るタイプで、物事を悲観的な見地で判断する、マイナス思考の傾向があるタイプです。未来のことに対して特別な不安材料などがなくとも、何かあったら…と心配するので、用意周到に準備をする人が多い傾向があります。

よく一般的に、プラス思考でいきましょう!というようなことも言われますが、プラス思考、マイナス思考というのは、どちらが良い悪いというのではありません。

未来展望型は「なんとかなる」精神なので、本当に何かあったときには準備ができていなかったりする一方で、過去回想型はマイナス思考系と説明されますが、何か問題が生じたときのことを想定して準備をしておけるタイプだということができます。

恋愛や結婚においても「未来展望型」「過去回想型」それぞれがどちらかのタイプであったりする方が、カップルとしてうまく行くということもあるかもしれませんよね。

動物占い「目標指向型」「状況対応型」

人を見ていると、ある種の行動パターンが見えてくるということってありますよね。たとえば「あ~あの人ならやりそうなことだなぁ」とか「彼(彼女)なら言いそう言いそう!」なんていう会話をすることもあるのではないでしょうか。

そういうことが分かるひとつの要素とも言えるのかもしれませんが、動物占いには「目標指向型」「状況対応型」という分類があります。

12種類の動物キャラは、地球、太陽、月(新月・満月)グループがあるという説明は別で紹介しましたが、この「目標指向型」「状況対応型」に分けると次のようになります。

目標指向型

地球グループ
狼、猿、虎、コアラ
満月グループ
黒ひょう・ひつじ

状況対応型

太陽グループ
チーター、ライオン、ゾウ、ペガサス
新月グループ
こじか・たぬき

目標指向型の人たちは、まず目標を定めて、それを達成するように行動します。目標設定ができていないと、何をやってよいのか分からなくなります。恋愛で言えば、付き合うと決めてから交際スタートで、気持ちが変わらないように努力するようなタイプです。一方の状況対応型の人たちは、いつもその時々の気分や状況によって、臨機応変な対応をとります。

目標を持つ人、目標を持たない人、どちらがいいということではありませんが、動物キャラと合わせて、このような指標で人の振る舞いを観察してみてもおもしろいかもしれませんね!

動物占いで見る、自分中心・人を優先

動物占いでは、自分や知り合いの動物キャラを調べて性格診断をして楽しめるのですが、12種類の動物キャラ、そして、同じ動物キャラでも4種もしくは6種に分けられていて、トータルで60キャラがあります。

いろんなタイプ分けがあるので詳しく性格が分かって面白いのですが、多すぎてどんな性格だったか分からなくなてしまうこともありそうです。

まずは12タイプでどの動物キャラなのかがひとつありますが、さらに包括的に見る方法として、以前の記事で挙げた、「地球」「太陽」「月(新月・満月)」グループの分け方があります。

地球・太陽・月グループ別の性格

これであれば、ざっくり3タイプで見ることができますね。

その他にもタイトルに書いているように、自分中心なのか、人を優先するのかのタイプ分けがあって、動物占いでは、自分軸・相手軸、という分け方があります。

この分類は、地球、太陽、月グループ分けと関係していて、次のように分けられます。

地球グループ・太陽グループ → 自分軸
月(新月・満月)グループ → 相手軸

地球、太陽、月の天体の素性を考えると分かりやすいかと思うのですが、地に足の着いたイメージの地球、いつでも光り輝いている太陽、このグループが自分軸。太陽の光を受けながら、刻々と見え方を変える月グループが相手軸、というわけですね。

自分軸の地球グループ(狼、猿、虎、コアラ)の人は、自分の考え方を優先で自分次第です。同じく自分軸の太陽グループの人は、自分の気持ちを優先して行動しますが世間の目も重要視します。

相手軸の月グループには新月と満月グループがありますが、新月グループ(こじか、たぬき)の人は、人の力に期待する傾向があり相手次第、満月グループ(黒ひょう、ひつじ)の人は、人からの評価を大事にする傾向がある、としています。

おもしろいことに、太陽グループと満月グループは、自分軸か相手軸かは異なっているものの、人の目、世間の目をものさしにしているところが似ているとも言えそうです。

以前にも紹介しましたが、人の性格の構成要素は多岐に渡っていて、どんな場面でどういう性格の部分が強く表出するかは本当にいろいろですよね。

動物占いの【地球】【月(新月,満月)】【太陽】グループ分け

動物占いには「地球」「月(新月,満月)」「太陽」というグループ分けが存在します。それぞれ、どういう性格の分類なのか紹介しましょう。

地球グループ

狼・猿・虎・コアラ
地に足がついたキャラクターです。自分のことは自分で決めたいタイプで、ゆえに人に振りまわされることはなく、恋愛でも自分が本気で相手を好きにならないことには始まりません。考え方はいつでも等身大で現実的で、形のあるもの、実のあるものを重視し、持ち前の創造力を駆使して夢を実現していきます。太陽グループキャラの特徴である直感的な考え方に対してはバッサリと拒否できますが、月グループキャラのはっきりと気持ちを告げない人たちは苦手です。

月グループ

こじか・黒ひょう・たぬき・ひつじ
やわらかい光で人を包み込むような月のイメージのキャラクターです。自分で光を放つよりは光を受けて輝くタイプなので、周りの人の顔色が気になります。恋愛においては好きな人にはなかなか自分から告白することができません。逆に、相手から大好き!と言い寄られると弱かったりして、本命でない人と付き合ったりすることもあり得ます。自分中心で直感的に押しまくる太陽グループには押し切られそうですが、実利重視の地球グループに対しては妙に頑固だったりします。

太陽グループ

チーター・ライオン・ゾウ・ペガサス
まさに太陽のように光り輝いていることを望んでおり、人前で弱音を吐くことはありません。権威あるものを好みます。すごい!絶対!面倒くさい!といったものがキーワードというキャラクターです。恋愛は、相手とのフィーリングとそのときの気分次第です。月グループキャラの人に対しては、その時々のノリで圧倒してしまいますが、地球グループキャラの人に対しては、その堅実さを見るなりウンザリしてしまいそうです。



地球・月・太陽グループはジャンケンの法則で考えると力関係が分かりやすいです。
ジャンケンの法則

動物占い12キャラは人の一生にたとえられる!

動物占いでは、12種類の動物(狼・こじか・猿・チーター・黒ひょう・ライオン・虎・たぬき・コアラ・ゾウ・ひつじ・ペガサス)、各動物はそれぞれ4種類(ブラック、ブラウン、レッド、オレンジ、パープル、ブルー)もしくは6種類(ゴールド、シルバー、イエロー、グリーン)に分類されて、全部で60種類のキャラクターとして、人の性格を診断するものですね。

ひとつひとつのキャラクターを覚えるのは難しいのですが、まずは、各動物が持つイメージで考えるのが分かりやすいところかもしれません。
たとえば、「チーター」は何でも即断即決するタイプと言われていますが、走るのが早い動物というところから想像しやすいです。また「猿」であれば、楽しいことが大好き、何でもゲーム感覚で楽しむという性格とされていて、これも、賢くて好奇心旺盛、ひょうきんなイメージから思い起こしやすいのではないかと思います。

ところで、その他にも各動物キャラクターの性格をイメージするのに役立つ指標みたいなものがあるんですよね。動物占いで取り上げられている動物を順番に並べて、それを人の一生の段階に合わせて表現することもできるようで、それについて紹介してみます!


狼・・・胎児
こじか・・・赤ちゃん
猿・・・小学生
チーター・・・高校生
黒ひょう・・・18~20代
ライオン・・・働き盛り
虎・・・社長
たぬき・・・会長
コアラ・・・ご隠居
ゾウ・・・人生の終盤
ひつじ・・・お墓の中
ペガサス・・・自由な魂

動物キャラを人の人生になぞらえるとこのようになるそうです。ひとつずつ見ていきましょう。

【胎児】
ひとりの心地よい空間を好み、自分の流儀があって、自分のペースを乱されるのを嫌い、仕切り上手です。

こじか

【赤ちゃん】
警戒心が強くて甘えん坊で、皆から愛されたいという気持ちが強く、親しくなるとわがままなところが出てきます。

【小学生】
好奇心旺盛で落ち着くことなくいつも活発に行動していて、目先のものに興味を持ち、にぎやかなことが大好きです。

チーター

【高校生】
新しいもの好きでカッコつけたいと思っていて、成功願望が強くチャレンジ精神旺盛ですが、あきらめも早く、早とちりしがちです。

黒ひょう

【18~20代】
プライドやメンツにこだわりがちですが、内面はナイーブで、感情が顔に出やすいところがあります。

ライオン

【働き盛り】
完璧主義者で特別扱いされることが大好きです。外では立派に振る舞っていても、内に入ると甘えん坊です。

【社長】
自分の正解を構築します。働き者で器用貧乏なタイプ。バランス感覚に優れていて面倒見がよく人をまとめることが得意です。

たぬき

【会長】
経験と実績を重視していて、人いは仕事をうまく配分します。天然ボケなところがあり、根拠のない自信を持っています。

コアラ

【ご隠居】
サービス精神が旺盛で楽しいことが大好きです。長期的な視点を持っており計算上手で負ける勝負はしません。

ゾウ

【人生の終盤】
残された時間があまりないという感じで短気で心配性です。頑固者でありつつも長いものには巻かれる傾向があります。

ひつじ

【お墓の中】
客観的な視点に優れています。寂しがり屋なので人の和を大事にします。

ペガサス

【自由な魂】
自由をこよなく愛し、ひらめき型で面倒くさがりです。超のつくお天気屋さんです。



動物そのもののイメージと、人の一生の各ステージとをうまく合わせたようなキャラクター設定になっていますよね!