動物占いはすでに第一回目のブームのときがあったのでかなり有名な占いのひとつだと思います。
ただ、そのベースとなっている、個性心理学って言葉を聞くと、なんだろうそれは、となるんじゃないでしょうか。私がそうだっただけかもしれませんが…。
どうも、はじめに動物占いが世間で話題になったのは、軽く10年は過ぎてるのかなと思います。その時にも私も動物占いやりましたし、知っていたんですが、個性心理学というのは聞いたことがありませんでした。
以下、ほぼ引用になりますが、面白いので書いてみます。
個性心理学というのは、個性心理学研究所所長である、弦本さんという人が、人間の個性を12匹の動物に当てはめて、それをまた60のタイプに分類して、世の中に親しみやすい形にして体系化した学問ということです。イメージ心理学という言い方もされるようです。
19世紀のドイツの心理学者を中心に、性格を研究する心理学があったようなのですが、この性格学に加えて、東洋の占いである四柱推命や、人間関係に関わる密教の経典などを、社会心理学的な解釈を融合させて、新しい学問として体系化し、現代の心理学として蘇らせたのが、個性心理学というわけです。
個性心理学は、性格をただ表面的に見るだけではなく、自然、宇宙、それから人間の成長過程を研究して、そこから得られる法則による統計学でもあり、これを動物のキャラクターとして表現することで、とても分かりやすい学問になっていると言えるでしょう。
日本でも、行動科学と言われる学問分野が認知されるようになってきたとのことですが、これは、生き物の行動パターンや意思を決定するときの心理メカニズムを解明しようとするもので、とくに人間関係を対象に研究されてきたものだそうです。
現代は、これまでの価値観が通用しなくなったり、複雑化する社会環境、そして人間関係に、人々が大きなストレスを感じてしまう状況などが生じており、個性心理学のような学問が必要とされ始めていると見ることができると思われます。
この個性心理学、すなわち動物占いですが、人種や国籍に関わらず、生年月日で判断していくもので、世界における、人間図鑑という言い方もできそうです。自分自身のことを振り返ってみるときなど、個人の取扱説明書と言ってもいいでしょう。
驚くなかれ、動物占いは、様々な国の言葉に翻訳され、海外でも雑誌や本、ウェブコンテンツなどで広く親しまれているのです。
ますます多様化してきている現代社会で、みんながお互いの個性をわかり合い、認め合いつつ、差別や争いがなくなり、ストレスフリーの社会つくりに貢献できることが、個性心理学の願いだということです。