動物占いの奥深さ。歴史的な鑑定手法の現代版ですね。

動物占いは実はかなり奥が深いんですよね。生年月日から数字を計算して、動物キャラに当てはめるわけなんですが、それが12の動物であって、さらに細かい分類で60種類のキャラに分けられる。

これだけでもすごいなぁと思うんですが、当てはめられた動物キャラは、もっと見ていくと、これらがいろんな別の分類で括られるんです。

右脳型、左脳型というのも、動物ごとに分けられるようですし、目標指向型、状況対応型、みたいな分け方も、キャラクターごとに分かれています。

これらは、その人の個性を説明しようというもので、まさに個性心理学のひとつの柱となる指標ですね。

また、動物占いの中に、各動物キャラクターは、月、地球、太陽というグループに分類できる、なんていう括りが存在しています。

それぞれで性格の傾向があるのですが、この3グループは、ちょうどジャンケンのグー、チョキ、パーの関係みたいな感じで、強い弱いの関係が成り立つ、というようなことが言われています。

これは、各人それぞれの個性を元にして、相性や人間関係の状態を知る上で、なかなか面白い指標だと思います。

なぜかあの人には言い返しにくいとか、言い負かされるとか、反対に、あの人には対しては強く言えるし、言うことを納得してもらえるとか、そういうことが分かるみたいです。

動物占い、なかなかのコンテンツ量です。

動物占いのことを調べていると、どうも四柱推命という昔からある、人の性格などを鑑定する手法をベースにしているという文章を見つけました。

これって中国にルーツがあるそうですね。ずぅっと過去の時代からのデータを蓄積して体系化されたものだということです。

中国ですから、その歴史の長いことと、人の多さからして、母数としては相当なものでしょうし、統計学という観点からしても充分正当なものと言えるんだろうと思います。

動物占いは、生年月日の数字を簡単に計算して出てきた数字で、自分がどの動物にがいとうするのかを見るわけです。生年月日で人の性格の傾向がある程度見れるということ自体、なんとも面白い発想だなぁと思ったりします。

だって、子供の教育とかで、3歳までには大まかな人格が出来上がるなんて話も聞いたことがありますが、もし生まれたときで性格が決まるとなると、何をどう仕向けても、もともと決まってるんじゃん!と思えたりもしますからね。

ただ、実際に動物占いが人気があって当たるということもまた実際の意見としてあるわけで、このあたりの不思議さがまた興味深いところのひとつのように思います。

なににせよ、動物占いが統計学をベースにしている、と聞いて、占いと学問との架け橋的な役割を担っているように感じたのです。